![]() Ipマルチメディアサブシステムにおけるメッセージハンドリング
专利摘要:
IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク内でセッション開始プロトコル(SIP)の通信をハンドリングするための方法および装置である。プロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)(3)は、信頼される遠隔ネットワークから送信されるセッション開始プロトコルのメッセージを受信する。P−CSCF(3)は、IMSネットワーク内のサービング呼セッション制御機能(S−CSCF)(7)によりサービスを提供される遠隔ネットワーク内に位置する信頼されるエンティティのパブリックユーザを識別する追加ヘッダをメッセージに付け加える。メッセージは、その後、S−CSCF(7)に送信される。S−CSCF(7)およびメッセージが送信される他のノードは、SIPメッセージに含まれるP−アサーテドIDよりも、信頼されるエンティティのパブウリックユーザIDを使用して、サービスを受けるユーザを判定することを、追加ヘッダの存在から知る。 公开号:JP2011511511A 申请号:JP2010541716 申请日:2008-01-11 公开日:2011-04-07 发明作者:エルブルグ、ヨハネス ヴァン 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04M3-00
专利说明:
[0001] 本発明は、通信ネットワークにおけるセッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)のメッセージハンドリングに関する。] 背景技術 [0002] IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、移動体通信ネットワーク上でIPマルチメディアサービスを提供するために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:the Third Generation Partnership Project)により定義された技術である(3GPP TS 22.228)。IMSは、サービスの統合およびインタラクションを通じて、エンドユーザの個人対個人の通信体験を豊かにする重要な特徴を提供する。IMSによって、IPベースのネットワーク上における個人対個人(クライアント対クライアント)および個人対コンテンツ(クライアント対サーバ)の新しい豊かな通信が可能となる。] [0003] IMSは、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)を使用して、ユーザ端末(UE)間、またはUEとアプリケーションサーバ(AS)との間の呼またはセッションを設定し、制御する。SIPシグナリングで搬送されるセッション記述プロトコル(SDP:Session Description Protocol)を使用して、セッションのメディアコンポーネントを記述し、取り決める。SIPはユーザ対ユーザのプロトコルとして作成されたが、IMSにより、運用者およびサービスプロバイダは、サービスへのユーザアクセスを制御し、それに応じてユーザに課金することができる。] [0004] IMSネットワークでは、呼セッション制御機能(CSCF:Call/Session Control Functions)が、IMS内のSIPエンティティとして動作する。3GPPアーキテクチャは、3種類のCSCFを定義している:SIP端末にとってIMS内の最初の接点であるプロキシCSCF(P−CSCF);ユーザに対して、当該ユーザが加入しているサービスを提供するサービングCSCF(S−CSCF);正しいS−CSCFを識別し、P−CSCFを介してSIP端末から受け取った要求を当該S−CSCFに転送する役割を持つ問い合わせ(Interrogating)CSCF(I−CSCF);である。] [0005] IMSのサービス機能は、アプリケーションサーバ(AS)を使用して実装される。任意のUEについて、1つ以上のASが当該端末に関連付けられる。ASは、IMSサービス制御(ISC)インターフェースを介してS−CSCFと通信し、要求に応じて(例えば、所定のUEのためにS−CSCFにダウンロードされるiFCのトリガリング(triggering)の結果として)、SIPメッセージルートに接続される。] [0006] ユーザは、特定されたSIPのREGISTERメソッドを使用してIMSに登録する。これは、IMSに所属し、SIPユーザIDが到達され得る位置を与えるアドレスを、IMSに知らせるためのメカニズムである。3GPPでは、SIP端末が、登録を行った場合に、IMSは、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)に保存された加入(subscription)情報を使用してユーザを認証し、利用できるS−CSCFのセットから当該ユーザにS−CSCFを割り当てる。S−CSCFを割り当てる基準は、3GPPにより仕様化されていないが、これらの基準は、負荷分散およびサービス要件を含み得る。S−CSCFの割り当ては、IMSベースのサービスへのユーザアクセスの制御および課金の手段であることに留意する。運用者は、他の方法でS−CSCFを迂回するユーザ対ユーザの直接のSIPセッションを防ぐためのメカニズムを提供し得る。] [0007] 登録過程の中で、S−CSCFがまだ選択されていない場合に、S−CSCFを選択することは、I−CSCFの責任である。I−CSCFは、要求されるS−CSCFのケイパビリティをHSSから受信し、受信したケイパビリティに基づいて適当なS−CSCFを選択する。ユーザが、別の当事者から発呼され、ユーザには、現在S−CSCFが割り当てられていない場合にも、S−CSCFの割り当ては、I−CSCFによって、ユーザのために実施されることに留意する。登録されたユーザが、その後IMSにセッション要求を送信する場合、P−CSCFは、登録過程の中でS−CSCFから受け取った情報に基づいて、選択されたS−CSCFに要求を転送することができる。] [0008] 各IMSユーザは、1つ以上のプライベートユーザIDを保有する。プライベートユーザIDは、ホームネットワークの運用者により割り当てられ、例えば、登録、許可、管理および課金の目的で、IMSにより使用される。このIDは、IETF RFC 2486にて定義されているように、ネットワークアクセス識別子(NAI)の形をとる。国際移動体加入者識別番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)の表現が、プライベートIDのためのNAIの中に含まれることは可能である。3GPP TS 23.228は、以下のようなプライベートユーザIDの特性を仕様化している: ・プライベートユーザIDは、SIPメッセージのルーティングには使用されない。 ・プライベートユーザIDは、UEからホームネットワークに送信される全ての登録要求(再登録および登録抹消の要求を含む)に含まれる。 ・IPマルチメディアサービスIDモジュール(ISIM:IP multimedia Services Identity Module)アプリケーションは、1つのプライベートユーザIDを安全に保存する。UEが、ISIMアプリケーション上に保存されたプライベートユーザIDの情報を修正することはできない。 ・プライベートユーザIDは、ホームネットワークの運用者により定義されたユニークなグローバルIDであり、ホームネットワーク内で使用して、ネットワークの観点からユーザの加入(例えば、IMサービスのケイパビリティ)を識別し得る。プライベートユーザIDは、ユーザではなく、加入を識別する。 ・プライベートユーザIDは、ユーザの加入に恒久的に割り当てられ(動的なIDではない)、ホームネットワークでのユーザの加入の期間内は有効である。 ・プライベートユーザIDを使用して、HSSに保存されたユーザ情報(例えば、認証情報)を識別する(例えば、登録の間に使用するため)。 ・プライベートユーザIDは、運用者のポリシーに基づく課金記録の中に存在し得る。 ・プライベートユーザIDは、ユーザの登録(再登録および登録抹消を含む)の間にのみ認証される。 ・登録および登録抹消される終了においてプライベートユーザIDを取得し、および保存するために、S−CSCFが必要である。] [0009] プライベートユーザIDに加えて、各IMSユーザは、1つ以上のIMSパブリックユーザID(PUI)を持つ。ユーザがPUIを使用して、他のユーザへの通信を要求する。ユーザは、例えば名刺上にPUI(しかし、プライベートユーザIDではない)を含め得る。3GPP TS 23.228は、以下のようなPUIの特性を仕様化している: ・電話のナンバリングおよびインターネットのネーミングスキームの双方が、ユーザが持つPUI次第で、ユーザのアドレスを指定するために使用され得る。 ・PUIは、RFC3261およびRFC2396にて定義されるとおりSIPURIの形、またはRFC3966にて定義される“tel:”URI形式をとる。 ・ISIMアプリケーションは、少なくとも1つのPUIを安全に保存するが(UEがPUIを修正できるべきではない)、追加のPUI全てをISIMアプリケーション上に保存することは求められない。 ・PUIを使用してIMSセッションおよびIMSセッションに関連しない手続きを開始することができる前に、PUIは、明示的にまたは暗黙的に登録される。 ・IMSセッションの終了またはIMSセッションに関連しない手続きの終了が、PUIが属するユーザのUEに伝えられることができる前に、PUIは、明示的にまたは暗黙的に登録される。 ・IMS内のメカニズムを介して(例えば、暗黙的登録セットを使うことにより)1つより多いPUIを持つユーザをグローバルに登録するができる(例えば、単一のUEの要求を通じて)。これは、ユーザが、必要であれば複数のPUIを個別に登録することを妨げない。 ・PUIは、登録の間はネットワークによって認証されない。 ・PUIを使用して、HSS内のユーザ情報を識別し得る(例えば、移動体終端セッションの設定の間)。 ・IMS内のASがPUIを使用して、ユーザに適用されるサービスの設定データを識別し得る。] [0010] 図1は、ユーザ(IMS)の加入と、パブリックユーザIDおよびプライベートユーザIDとの間の関係の例を概略的に説明している。示されている例で、加入者は、2つのプライベートユーザIDを持ち、両方のIDは、2つのパブリックユーザIDに関連付けられている(パブリックユーザIDのうちの1つであるパブリックユーザID−2は、両方のプライベートユーザIDに関連付けられている)。サービスプロファイルは、各パブリックユーザIDと関連付けられており、このプロファイルは、関連付けられるパブリックユーザIDのためのサービスデータを特定するものである。アプリケーションサーバが、ホーム加入者サーバのユーザのために設定される場合に、サービスプロファイルは、作成され、または修正される。各サービスプロファイルは、1つ以上の初期フィルタ基準(iFC:initial Filter Criteria)を含み、iFCを使用して、IMSサービスの提供または制限をトリガリングする(trigger)。サービスプロファイル−1およびサービスプロファイル−2により提供されるサービス間の違いは、運用者によって個別であるが、異なるアプリケーションサーバ(AS)、さらに異なる課金/レーティングのスキームを含み得る。] 図1 [0011] 図1に示される例では、パブリックユーザID−1は、サービスプロファイル−1に関連付けられ、一方でパブリックユーザID−2およびパブリックユーザID−3は、サービスプロファイル−2に関連付けられている。典型的なシナリオでは、パブリックユーザID−1は、例えば"Big_Joe@priv.operator.com"のように、ユーザが友人および家族に渡すIDであり、一方でパブリックユーザID−2およびパブリックユーザID−3は、例えば"+46111222333@operator.com"および"joe.black@operator.com"のように、ユーザがビジネスの連絡に割り当てるIDであるかもしれない。] 図1 [0012] 3GPPは、いわゆる「暗黙的登録セット(Implicit Registration Set)」の概念を定義して、グループとして機能するPUIのセットを識別する。上記PUIのセットは、PUIのセットのうちの任意の1つが登録され、または登録抹消される場合に、共に登録され、および登録抹消される。3GPPは、HSSが、ユーザの登録または呼の終了においてS−CSCFに暗黙的登録セットを送信するように、要求する。登録では、HSSは、暗黙的登録セット内の全てのPUIを識別し、次にこれらのPUIと関連付けられる全てのサービスプロファイルを識別することは、理解されている。サービスプロファイルと関連付けられるPUIを含むサービスプロファイル(またはサービスプロファイルから選択されたデータ)は、次にS−CSCFに送信される。この動作の結果として、S−CSCFは、同じ暗黙的登録セットに属する全てのPUI、およびそれらのサービスプロファイルを知る。] [0013] 可能性のあるIMSの使用事例には、ユーザの集まりが、IMSのグループレベルの加入を有するが、個々のユーザ自身は加入を有しておらず、IMSはそれを知らないことが含まれる。ユーザへの直接的な内外へのダイヤリングを可能とすることが望ましい。これは、例えば、会社が、IMSへの加入を有し、個々の従業員の事業所または端末をIP構内交換機(IP−PBX)に接続する場合に起こり得る。従業員の端末は、SIPクライアントと共に提供されるかもしれないし、SIPクライアントと共には提供されないかもしれない。後者の場合、IP−PBXは、SIPシグナリングとSIPではないシグナリングとの間の変換を実施する。IMSが、(同じ暗黙的登録セット内における)各端末の個々のPUIを記録することはもちろん可能であり得るが、これは、グループのサイズが大きくなる場合に非効率的となる。ETSI TISPANは、そのような企業ネットワークを次世代企業ネットワークとして定義する。] [0014] 加入に関連付けられた暗黙的登録セット内に、ワイルドカード化されたパブリックユーザIDを含めることができる。「ワイルドカード化された」または「ワイルドカード」は、1つ以上の不特定の文字を表すシンボルを含むパブリックユーザIDを意味すると、ここでは理解される。ワイルドカード化されたパブリックユーザIDは、それに関連付けられるサービスプロファイルを有する。暗黙的登録セットに基づいてチェックまたは処理を行うIPマルチメディアサブシステム内のいずれのノードも、受け取ったパブリックユーザIDが暗黙的登録セット内の任意の標準的なパブリックユーザIDと一致する場合と同様に、ワイルドカード化されたパブリックユーザIDと一致する受け取ったパブリックユーザIDに基づいて動作する。ワイルドカード化されたパブリックユーザIDを使用してパブリックユーザIDの範囲を表すよりはむしろ、そのような範囲は、代わりにサブドメインによって表され得る。例えば、tel URIの範囲は、ダイヤル局番により表され得るし、一方でSIPURIの範囲は、企業ドメインにより表され得る。これにより、企業ネットワークが、Gm参照点(Gm reference point)を通ってIMSネットワークに接続される場合に、企業ネットワークのユーザへの、または企業ネットワークのユーザからのルーティングが可能となる。] [0015] しかしながら、TISPANが公開するビジネスコミュニケーション要件(ETSI TS 181 019(V2.0.0):Telecommunications and Internet converged Services and Protocols for Advanced Networking (TISPAN);Business Communication Requirements)には、運用者の信頼できるドメインは、IMSネットワークと信頼される企業ネットワークとの間のビジネストランクが整っている企業ネットワークのドメインまで拡張することができるべきだ、と述べられた要求がある。この意味合いは、IMSネットワークにおけるP−CSCFが、Gm参照点を通って企業ネットワークから送信されたP−アサーテドID(P-Asserted-ldentity)ヘッダを受け取らなければならないということである。P−アサーテドIDヘッダは、SIPURIおよび任意の表示名を含むSIPメッセージのヘッダである。P−アサーテドIDは、認証により証明された場合に、SIPメッセージを送信するユーザのIDを搬送するために、信頼されるSIPエンティティの中で使用されるIDであり、典型的な手段である。P−アサーテドIDは、ノードが何らかの方法で発信ユーザを認証すると、SIPエンティティによりSIPメッセージのヘッダフィールドに挿入される。この結果、P−アサーテドIDが、遠隔ネットワーク/企業ネットワーク/プライベートネットワークにより認証されたIDを含んでいるため、P−アサーテドIDは、IMSネットワークのサービスを受ける発信ユーザを表さない可能性がある。] [0016] S−CSCFは、通常、P−アサーテドIDを使用して、何らかの関連する制限が発信UEにかけられているかチェックする。例えば、UEが、要求されるサービスを使用することを禁止されているかどうかである。S−CSCFは、P−アサーテドIDおよび呼の場合を使用して、UEのために初期フィルタ基準(iFC)を判定する。例えば、S−CSCFが特定のASへINVITEを転送することを、IFCが求めると仮定すると、S−CSCFはSIPルートヘッダの最上部の位置にASのURIを含める。S−CSCFは、また、オリジナルダイヤログ識別子(ODI:Original Dialog Identifier)と共に、次の位置に自らのURLを含める。ODIは、S−CSCFにより生成され、S−CSCFへの呼をユニークに識別する。AS自身は、メッセージ中に含まれるP−アサーテドIDに基づいて、認証を行う。発信側のIMSネットワークがユーザに正しいポリシー/サービスを実行できるように、発信側のIMSネットワークにおいてP−アサーテドIDを使用して、サービスを受けるユーザを判定するということが、ここから結論付けられる。] [0017] 上記のとおり、信頼するドメインが、公衆のIMSネットワークからGm参照点を通って接続される別のネットワークへ拡張される場合、P−アサーテドIDはIMSネットワークでは知られていないユーザIDを含む可能性がある。しかしながら、発信するIMSのコアシステムもP−アサーテドIDを使用して、サービスを受けるユーザを判定するため、問題が生じる。P−CSCFにより現在サービス提供を受けるユーザを表さない当該ユーザのP−アサーテドIDを含み、および知られているIMSユーザのIDが含まれないP−アサーテドIDを時として含むメッセージを転送する場合、現在の手続きは失敗し、誤ったユーザに手続きを実行し、またはP−CSCFは異なるユーザに属するP−アサーテドIDを送るだろう。] [0018] 発明者は、IMSネットワークが、信頼できるドメインを別のネットワークまで拡張できるようにする方法を案出した。IMSネットワーク中のP−CSCFは、信頼される企業ドメインからのSIPメッセージを受信した後、SIPメッセージをS−CSCFに送信する前に、SIPメッセージの中にP−サーブドユーザヘッダ(P-Served-User header)と呼ばれる新たなヘッダを挿入する。任意に、P−CSCFは、SIPメッセージの中のP−アサーテドIDが、信頼されるエンティティに属する暗黙的登録セットのIDと一致しない場合にのみ、新たなヘッダを挿入する。Pサーブドヘッダは、サービスを提供されるユーザのIDを含む。サービスを提供されるユーザのIDは、SIPメッセージがIMSネットワークに入るにあたり通る信頼されるネットワークサイトに属する既定のIDである。その後SIPメッセージ受信するS−CSCFは、次に、S−CSCFが、サービスを受けるユーザを判定するためにP−サーブドユーザヘッダフィールドを使用しなければならないこと、およびサービスを受けるユーザを判定するためにPアサーテドヘッダフィールドを無視できることを知る。] [0019] 本発明の第1の形態によると、IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク内でセッション開始プロトコル(SIP)の通信をハンドリングする方法が与えられる。プロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)は、遠隔ネットワークから送信されるSIPメッセージを受信する。P−CSCFは、IMSネットワーク内のサービング呼セッション制御機能によりサービス提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティの、パブリックユーザIDを識別する追加ヘッダを、メッセージに付け加える。任意に、SIPメッセージの中のP−アサーテドIDが、信頼されるエンティティのIDと一致しない場合にのみ、P−CSCFは新たなヘッダの挿入を行う。信頼されるエンティティのパブリックユーザIDは、メッセージが受信された安全なチャネルのIDを判定することにより、任意に取得される。メッセージは、その後S−CSCFに送信される。S−CSCFおよびメッセージが送信される任意の他のノードは、S−CSCFによりサービス提供されるパブリックユーザIDであるユーザIDを含まないかもしれないP−アサーテドIDの内容を無視すること、および代わりに追加ヘッダに含まれる信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを使用することを、追加ヘッダの存在から知る。] [0020] SIPメッセージは、遠隔ネットワークとIMSネットワークとの間のビジネストランクを介して任意に送信され、遠隔ネットワークは、IMSネットワークにより信頼される。IMSネットワークのP−CSCFは、遠隔ネットワークを信頼するため(これは、同じ信頼ドメインにいる、と呼ぶことができる、IETF RFC 3324 and RFC 3325を参照)、そのネットワークから受信したPアサーテドIDを信頼し、P−CSCFを信頼するIMSネットワーク内のノードは、P−CSCF等から受信したP−アサーテドIDを信頼するだろう。これは推移的信頼(transitive trust)と呼ばれる。IMSネットワーク内のノードは、その結果、信頼されるエンティティを信頼できることを知る。] [0021] 任意に、プライベートネットワークのノードを識別する追加ヘッダは、IPマルチメディアサブシステムネットワーク内のホーム加入者サーバ、またはNGNネットワークの場合のユーザプロファイルサーバ機能に保存されている、信頼されるエンティティのパブリックユーザID関連する加入情報から取得される。] [0022] 信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する加入情報は、任意に、暗黙的登録セットを含む。任意に、暗黙的登録セットは、ワイルドカード化されたパブリックユーザID、またはパブリックユーザIDの範囲に関するパブリックユーザIDのサブドメイン表現を含む。さらなる選択肢としては、SIPメッセージは、遠隔ネットワークのユーザの代わりに、信頼されるエンティティから送信されるSIPのINVITEメッセージである。] [0023] 本発明の第2の形態によると、IMSネットワーク内の使用のためのP−CSCFノードが与えられる。P−CSCFノードは、遠隔ネットワークから送信されるSIPメッセージを受信するための受信部を有する。処理部は、S−CSCFによりサービス提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティの、パブリックユーザIDを識別する追加ヘッダを、メッセージに付け加えるために与えられる。P−CSCFは、また、S−CSCFにメッセージを送信するための送信部を含む。IMSネットワーク内の他のノードにより追加ヘッダが使用されることで、サービスを提供されるノードを識別するために、P−アサーテドIDヘッダ内に含まれる情報よりはむしろ追加ヘッダ内の情報を使用するように、それらのノードに通知することができる。] [0024] P−CSCFは、任意に、IMSネットワーク内のホーム加入者サーバおよびユーザプロファイルサーバ機能のうちの1つから、信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する加入情報を受信するための手段を有する。] [0025] 加入情報は、任意に、ワイルドカード化されたパブリックユーザID、またはパブリックユーザIDの範囲に関するパブリックユーザIDのサブドメイン表現を含む、暗黙的登録セットを含む。] [0026] 本発明の第3の形態によると、IMSネットワーク内の使用のためのS−CSCFノードが与えられる。S−CSCFノードは、P−CSCFノードからのセッション開始プロトコルのメッセージを受信するための受信部、およびセッション開始プロトコルのメッセージ内における追加ヘッダの存在を識別するための処理部を有する。上記追加ヘッダは、サービング呼セッション制御機能によりサービスを提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティの、パブリックユーザIDを識別する。S−CSCFは、また、追加ヘッダが識別された場合に、SIPメッセージ内に含まれるP−アサーテドIDヘッダの代わりに、サービスを受けるユーザを判定するために上記ヘッダ内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを使用するための手段を有する。このように、S−CSCFにより受信された、サービスを受けるユーザがP−アサーテドIDにより識別されないメッセージは、適切に処理され得る。] [0027] 本発明の第4の形態によると、IMSネットワーク内の使用のためのアプリケーションサーバ(AS)が与えられる。ASは、SIPメッセージを受信するための受信部、およびセッション開始プロトコルのメッセージ内における追加ヘッダの存在を識別するための処理部を有する。追加ヘッダは、IMSネットワークにおいて、S−CSCFによりサービスを提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを識別する。ASは、追加ヘッダが識別された場合に、P−アサーテドIDヘッダの代わりに、サービスを受けるユーザを判定するために上記ヘッダ内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを使用するための手段をさらに有する。] 図面の簡単な説明 [0028] ユーザのIMS加入と、パブリックユーザIDおよびプライベートユーザIDとの関係の例を概略的に説明している。 ブロック図にて、本発明の実施形態に従った、企業ネットワークとIMSネットワークとの間のシグナリングフローを概略的に説明している。 本発明の実施形態の基本的なステップを示すフロー図である。 ブロック図にて、本発明の実施形態に従ったP−CSCFを概略的に説明している。 ブロック図にて、本発明の実施形態に従ったS−CSCFを概略的に説明している。 ブロック図にて、本発明の実施形態に従ったアプリケーションサーバを概略的に説明している。] 実施例 [0029] 図2を参照すると、概略的に説明されているIMSネットワーク1および信頼される企業ネットワーク2がある。企業ネットワーク2は、IP−PBXと表示されている構内交換機(PBX)を含む。IP−PBXは、ユーザ端末のグループの代わりに、IMSネットワーク1と手続きを行う。IP−PBXは、DHCPの参照により、IMSネットワーク内に位置するアウトバウンドのP−CSCF3のアドレスを得る(IETF RFC 3263に仕様化されているとおり)。IP−PBXは、自らのPUIを使用してIMSネットワークと手続きを行う(この例では、"pbx1@operator.com")。IMSネットワーク1内のHSS4は、IP−PBXのための加入情報を保存する。当該加入情報には、IP−PBXを介してIMSネットワークにアクセスできる全てのユーザを包含する暗黙的登録セットを含む。IP−PBXのPUIおよびIP−PBXに割り当てられるtel URIに加えて、暗黙的登録セットは、PBXに関連付けられるPUIの範囲を表す「ワイルドカード化された」PUIを含む。この例では、ワイルドカード化されたPUIは、"!x!@enterprise2.com"である。上記ワイルドカード化されたPUIのコンポーネント"!x!"は、特定されたサフィックスおよび任意のプレフィクスを有するPUIが、ワイルドカード化されたPUIに一致することを示す。] 図2 [0030] HSS4は、関連付けられるサービスプロファイルと共に、サーバ指定応答(Server Assignment Answer)の中でS−CSCF7に暗黙的登録セットを送信する。その後、S−CSCF7は、I−CSCF(示されていない)およびP−CSCFを介して200OKメッセージをIP−PBXに送信する。当該200 OKメッセージは、PBXのPUIに関連付けられる暗黙的登録セット内のPUIを識別するPアサーテドURIフィールドを含む。] [0031] 信頼される企業ネットワーク内の端末が、別の端末に呼を転送したい場合を考えると、ID Cassandra@enterprise3.comを有する第1の端末5は、ID Bob@enterprise2.com を有する第2の端末6に発呼する。第1の端末5から送信されるメッセージは、"From"フィールド内のURIであるCassandra@enterprise3.com、および"To"フィールド内のURIであるBob@enterprise2.comを、ヘッダに含む。メッセージは、Cassandra@enterprise3.comのP−アサーテドIDも含む。しかしながら、Bob@enterprise2.comへ送信されたメッセージは、Alice@enterprise1.comへ転送されることになっている。] [0032] メッセージは、Alice@enterprise1.comに転送するためにIP−PBXに戻され、IP−PBXは、これがIMSネットワーク1内のP−CSCF3に送信されなければならないと判定する。IP−PBXは、INVITEメッセージをP−CSCF3に送信し、当該INVITEメッセージは、AliceのURI、"From"フィールド内にCassandraのURI、および"To"フィールド内にBobのURIを含む。このINVITEは、CassandraのP−アサーテドIDも含む。] [0033] 企業ネットワーク2内のIP−PBXとIMSネットワーク1との間には、信頼関係が存在することに留意する。P−CSCF3が、登録の間に形成されたセキュリティ接続上でSIPINVITEを受信するため、P−CSCFは、INVITEがpbx1@operator1.comの代わりに処理されることになっていることを知っている。P−CSCF3は、IMSネットワーク1の信頼できるドメインが、企業ネットワーク2のIP−PBXへ拡張することも知っている。P−CSCF3は、P−アサーテドIDを修正せずに送り、新たなヘッダをINVITEに挿入する。当該新たなヘッダは、「P−サーブドユーザ」と呼ばれる。P−サーブドユーザヘッダは、pbx1@operator1.comであるIP−PBXのURIを含む。ある実施形態では、P−アサーテドIDが、メッセージが受信されたIDと一致しない場合にのみ、P−CSCF3は、P−サーブドユーザヘッダを挿入することに留意する。この例では、P−アサーテドIDが信頼されるエンティティの属する暗黙的登録セットの要素ではない場合にのみ、P−CSCFは、P−サーブドユーザヘッダを挿入する。] [0034] P−CSCF3は、P−サーブドユーザヘッダを含むSIPINVITEをS−CSCF7に転送する。pbx1@operator.comの加入に関連付けられるiFCは、INVITEが、アプリケーションサーバ(AS)8を転送する呼によって、処理されることになっていることを示し得る。この場合、S−CSCF7は、ルートヘッダの最上位のURIとして、AS8のSIP URIを付け加え、「オリジナルダイヤログ識別子」(ODI)共に、ルートヘッダ内におけるASのURIの下に自らのSIP URIを含める標準的な動作を実行する。メッセージは、その後、ISCインターフェースを介してAS8に転送される。S−CSCF7は、INVITEが関連するセッションの状態情報を維持する。この情報は、ODIおよびサービスを受けるユーザのIDを含む。] [0035] また、S−CSCF7は、P−アサーテドIDよりもむしろ、P−サーブドユーザに基づいてサービスを受けるユーザを判定する。これにより、SIPINVITEに含まれるP−アサーテドIDよりもむしろ、IP−PBXに関連付けられるIP−PBXのIDに基づいた認証が可能となる。] [0036] もしP−サーブドユーザヘッダが、SIPINVITE中に含まれていない場合、IMSネットワークのノードは、P−アサーテドID(この場合、Cassandra@enterprise3.com)上で認証の実行を試みる。Cassandra@enterprise3.comがIMSネットワークまたは付随する企業ネットワークに属さなければ、P−アサーテドIDを使用する認証は失敗する。] [0037] 本発明により、P−CSCFは、SIPINVITE中における、ネットワークにアサート(主張)された(network asserted)発信側ユーザ(Cassandra@enterprise3.com)のIDとは別個の情報の要素内のサービスを受けるユーザ(Bob@enterprise2.com)と通信することが可能となる。S−CSCF7は、これを使用してサービスを受けるユーザを判定する。これは、企業ネットワークが、信頼されるネットワークとして取り扱われることを可能にする。] [0038] 図3は、本発明の実施形態の基本的なステップを説明するフロー図である。以下の符号は、図3の符号を参照する: S1.P−CSCFは、登録中に形成されたセキュリティ接続上で、IP−PBXからSIPメッセージを受信する。 S2.IP−PBXがIMSネットワークの加入を有し、ネットワークにアサートされた発信側ユーザはそのような加入を有していない可能性がある場合に、既存のセキュリティ接続上でSIPメッセージを受信し、メッセージが信頼されるエンティティからきていると認識し、P−アサーテドIDが暗黙的に登録されたIDのセットに属さないことを判定することにより、P−CSCFは、SIPメッセージに、P−サーブドユーザヘッダの形でIP−PBXのURLを付け加え、任意に存在するP−アサーテドIDヘッダをそのまま残す。 S3.ステップ2から生成されるSIPメッセージは、S−CSCFに送信される。 S4.P−サーブドユーザヘッダの存在に気付いたS−CSCFは、P−アサーテドIDを無視し、P−サーブドユーザヘッダを使用して、手続きの処理のためにサービスを受けるユーザを判定する。iFCが、サービスを受けるユーザのためにアクティブ化されている場合、SIPメッセージは、ASに転送され得る。 S5.メッセージが、その後ASにより受信される場合、P−サーブドユーザヘッダの存在に気付いたASは、P−サーブドユーザヘッダを使用して、関連する手続きの処理のためにサービスを受けるユーザを判定する。] 図3 [0039] 図4は、本発明の実施形態に従ったP−CSCF3を概略的に説明している。P−CSCF3は、IP−PBXからSIPメッセージを受信するための受信部9を有する。メモリ10は、IP−PBXに関連する加入情報を保存するために提供され、処理部11は、IP−PBXに関連する加入を識別するP−サーブドユーザヘッダを、SIPメッセージに付け加えるために提供される。送信部12は、また、S−CSCFのようなさらなるノードにSIPメッセージを送信するために提供される。] 図4 [0040] 図5は、本発明の実施形態に従ったS−CSCF5を概略的に説明している。S−CSCF7は、P−CSCF3からSIPメッセージを受信するための受信部13、およびSIPメッセージがPサーブドヘッダを含むかを判定するための処理部14を有する。P−サーブドユーザヘッダがSIPメッセージ内に存在する場合、次に、P−アサーテドIDの代わりにP−サーブドユーザヘッダが使用されて、サービスを受けるユーザが判定される。送信部15は、また、さらなる処理のために、IMSネットワーク内の他のノードに上記メッセージを送信するために提供されている。] 図5 [0041] 図6は、本発明の実施形態に従ったAS8を概略的に説明している。AS8は、SIPメッセージを受信するための受信部16、およびSIPメッセージがP−サーブドユーザヘッダを含むかを判定するための処理部17を有する。P−サーブドユーザヘッダがSIPメッセージ内に存在する場合、次に、P−アサーテドIDヘッダの代わりにP−サーブドユーザヘッダが使用されて、サービスを受けるユーザが判定される。ASは、また、IMSネットワーク内の他のノードにメッセージを送信するための送信部18を有する。] 図6 [0042] 本発明の範囲から外れることなく、上記の実施形態に対して様々な改良が実施され得ることは、当業者により理解されるだろう。例えば、上記は、企業ネットワーク内のIP−PBXのノードに言及する。しかしながら、本発明は、接続されたSIPプロキシノード、または企業ネットワーク若しくは他の種類のネットワークに配置されるSIPB2BUAにも適用される。]
权利要求:
請求項1 IPマルチメディアサブシステムネットワーク内でセッション開始プロトコルの通信をハンドリングする方法であって:プロキシ呼セッション制御機能で、遠隔ネットワークから送信されるセッション開始プロトコルのメッセージを受信するステップと;前記プロキシ呼セッション制御機能で、サービング呼セッション制御機能によりサービスを提供される前記遠隔ネットワークにおける信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを識別する追加ヘッダを前記メッセージに付け加えるステップと;前記サービング呼セッション制御機能に前記メッセージを送信するステップと;を含む方法。 請求項2 前記追加ヘッダを付け加える前に、前記信頼されるエンティティのIDが、前記メッセージのP−アサーテドID(P-Asserted-ldentity)に含まれるIDと一致しないことを判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。 請求項3 メッセージが受信された安全なチャネルのIDを判定することにより、前記信頼されるエンティティの前記パブリックユーザIDを取得するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。 請求項4 前記サービング呼セッション制御機能で、前記追加ヘッダの存在を識別し、前記P−アサーテドIDの代わりに、前記信頼されるエンティティの前記パブリックユーザIDを使用して、サービス提供されるユーザを判定することをさらに含む、請求項1、2または3に記載の方法。 請求項5 遠隔ネットワークから送信されるセッション開始プロトコルの前記メッセージは、ビジネストランクを介して送信される、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 前記パブリックユーザIDを識別する前記追加ヘッダは、前記IPマルチメディアサブシステムネットワーク内に位置するホーム加入者サーバおよびユーザプロファイルサーバ機能のうちの1つに保存される前記信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する加入情報から取得される、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。 請求項7 前記信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する前記加入情報は、ワイルドカード化されたパブリックユーザID、またはパブリックユーザIDの範囲に関するパブリックユーザIDのサブドメイン表現を含む、暗黙的登録セットを含む、請求項6に記載の方法。 請求項8 セッション開始プロトコルのメッセージは、前記遠隔ネットワークのユーザの代わりに、前記信頼されるエンティティから送信されるセッション開始プロトコルのINVITEメッセージである、請求項7に記載の方法。 請求項9 IPマルチメディアサブシステムネットワーク内での使用のためのプロキシ呼セッション制御機能ノードであって:遠隔ネットワークから送信されるセッション開始プロトコルのメッセージを受信するための受信部と;サービング呼セッション制御機能によりサービス提供される前記遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを識別する追加ヘッダを、前記メッセージに付け加えるための処理部と、前記サービング呼セッション制御機能に前記メッセージを送信するための送信部と;を有するプロキシ呼セッション制御機能ノード。 請求項10 前記IPマルチメディアサブシステムネットワーク内に位置するホーム加入者サーバおよびユーザプロファイルサーバ機能の1つから、前記信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する加入情報を受信するための手段をさらに有する請求項9に記載のプロキシ呼セッション制御機能ノード。 請求項11 前記信頼されるエンティティのパブリックユーザIDに関連する前記加入情報は、暗黙的登録セットを含み、前記暗黙的登録セットは、ワイルドカード化されたパブリックユーザID、またはパブリックユーザIDの範囲に関するパブリックユーザIDのサブドメイン表現を含む、請求項10に記載のプロキシ呼セッション制御機能ノード。 請求項12 IPマルチメディアサブシステムネットワーク内での使用のためのサービング呼セッション制御機能ノードであって:プロキシ呼セッション制御機能ノードからセッション開始プロトコルのメッセージを受信するための受信部と;前記サービング呼セッション制御機能によりサービス提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを識別する追加ヘッダがセッション開始プロトコルの前記メッセージ内に存在するかを識別するための処理部と;前記追加ヘッダが識別された場合に、P−アサーテドIDの代わりに、前記信頼されるエンティティの前記パブリックユーザIDを使用して、サービスを受ける前記ユーザを判定するための手段と;を有するサービング呼セッション制御機能ノード。 請求項13 IPマルチメディアサブシステムネットワーク内での使用のためのアプリケーションサーバであって:セッション開始プロトコルのメッセージを受信するための受信部と;IPマルチメディアサブシステムネットワーク内のサービング呼セッション制御機能によりサービス提供される遠隔ネットワーク内の信頼されるエンティティのパブリックユーザIDを識別する追加ヘッダがセッション開始プロトコルの前記メッセージ内に存在するかを識別するための処理部と;前記追加ヘッダが識別された場合に、P−アサーテドIDの代わりに、前記信頼されるエンティティの前記パブリックユーザIDを使用して、サービスを受ける前記ユーザを判定するための手段と;を有するアプリケーションサーバ。
类似技术:
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同族专利:
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公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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